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 二重資格の相続人とは、例えば、子どもが父方の祖父の養子となり、祖父の死亡前に父が死亡していた場合、その子供は、祖父の養子として相続権があるのですが、父親に代わって代襲相続人にもなるかという問題です。

(1)孫を養子とした場合の相続資格の重複について
 養子としての相続分と代襲相続人としての相続分を取得します。

(2)実子と養子が婚姻した場合の相続資格の重複について
 先例は、生存配偶者は配偶者としての相続分を取得し、兄弟姉妹としての相続分は取得しないとしています。

(3)兄が弟を養子とした場合の相続資格の重複について
 子どもには第一順位の相続権があるため問題とはなりません。
 しかし、相続を放棄した場合が問題となります。先例は、養子としての相続放棄は当然に兄弟としての放棄となるとしていますが、下級審の裁判例では、子どもとしての放棄は当然に兄弟としての放棄とならないとするものがあるようです。

 私見は、下級審の裁判例を支持しますが、先例が存在していますので、手続きの際は注意が必要です。
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2008.12.09 / Top↑

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